過払い金請求で起きるトラブルとは?悪徳専門家に依頼した場合に起こるトラブルについて

過払い金返還請求訴訟は、弁護士や認定司法書士しか受け持つことができません。法のスペシャリストが携わるため信頼を託したいところですが、中には、「弁護士報酬の自由化」を逆手にとって高額な費用を請求することや、誤解を促すような表現で不安をあおり、顧客を獲得する過払い金専門弁護士も見られました。

このような悪徳な専門家に依頼して大事な過払い金をふいにしてしまわぬよう、トラブルの事例をもとに説明してまいります。

過払い金請求を専門家に依頼した際に起きるトラブルについて

不本意ながら、過払い金請求を、弁護士や司法書士に依頼した場合に依頼者との間でトラブルが発生することもあるようです。

トラブルの例1.返還された過払い金の着服

弁護士事務所や司法書士事務所に過払い金返還に関する依頼を行った場合、担当弁護士や司法書士が代理人となって、貸金業者との交渉や訴訟に臨みます。和解に至り、過払い金が返還される場合は、代理人である弁護士の口座に振り込まれることが一般的です。

そんな中、「過払い金が内訳もなく満額振り込まれてこなかった」「和解して時間が経過してから振り込まれてきた」ということもあります。
振り込まれてきた過払い金を、事務所の経費の支払いに充てたのち、ほかの入金が入ったときに返還するというような「自転車操業」をしていることもあるかもしれません。

中には、過払い金と相殺した返済金の事実をねつ造し、戻ってきた過払い金の一部を着服する弁護士や司法書士もいるようです。もちろん、これらは犯罪行為です。

トラブルの例2.費用など細かい内訳が定まっていない

過払い金返還請求訴訟に関する費用が請求されたとき「一式・〇円」とだけ請求書が届くと若干不安になります。

また内訳があっても、「行動費1日3万円×5日分」「交通費3000円」というように根拠がわからない請求が届くとさらに不安になってしまうこともあるでしょう。

弁護士や司法書士に支払う報酬のことでは特にトラブルになりやすいので、事前に費用の説明をきっちりしてくれるところ、また何かしら発生する可能性があるのか?というところを事前に確認しておく方が良いかと思います。

トラブルの例3.契約内容と違う手段がとられる

過払い金の算定をしてもらった際、過払い金が多額にあるので完済となり、今の債務がゼロになる見通しという話だったため契約をしたにもかかわらず、気が付けば任意整理の扱いになっていたというトラブルもあります。

ただ、しっかりと説明する事務所であれば、そのようなリスクについては必ず事前に案内をしてくれるはずです。自身が依頼をする前に何かしらのリスクが無いかしっかり確認した上で依頼しましょう。

任意整理になった場合は信用情報登録(ブラックリスト入り)がなされますので、進捗状況の確認は逐次行いましょう。

まとめ

過払い金返還請求訴訟の代理は、弁護士や認定司法書士にしかできない訴訟案件です。債務に悩む人の足元を見る行為に出る弁護士や司法書士もいることを覚えておきましょう。少しでも不安を解消するためには、「こういうケースがある」ということを覚えておくことが大切です。

また、無料相談などを通じて信頼できる弁護士かどうかを見定めることも大切です。

弁護士法人きわみ事務所 代表弁護士:増山晋哉
  • 弁護士法人きわみ事務所 代表弁護士
  • 増山晋哉

大学卒業後、大阪市内の法律事務所で経験を積み、独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

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