過払い金

過払い金請求をしてから入金までの期間はどのくらい?

過払い金請求にどれくらいの期間がかかるのかが気になっている方は多いことでしょう。過払い金が発生しているのなら、1日でも早く取り戻したいところですよね。

この記事では、過払い金請求をしてから入金までの期間、判決になった場合の入金期間、をご紹介し、なぜそんなに期間がかかるのか、どうすれば少しでも期間を短くすることができるのかを解説いたします。

過払い金請求したいけれど、どのくらいの期間がかかるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

過払い金請求で入金までにかかる期間

過払い金請求の手続きを依頼してから、手元にお金が戻ってくるまでどのくらいの期間がかかるのでしょうか。

過払い金請求を行った後、貸金業者との話し合いによる交渉があります。その貸金業者との話し合いによる交渉を行って和解する場合と、交渉による和解ができなかった場合、裁判となります。和解した場合と裁判に移行した場合によって、過払い金請求を依頼してから入金までの期間が変わってきます。

目安としては、和解する場合、過払い金請求を依頼してから入金までに3ヶ月~6ヶ月程度かかり、裁判を行った場合は、過払い金請求を依頼してから入金までに7ヶ月~15ヶ月程度かかります。

まず、過払い金請求をしてから貸金業者から取引履歴の開示をさせ、過払い金の引き直し計算をします。貸金業者によって期間は異なりますが、取引履歴を開示されるまでに1ヶ月~3ヶ月程度かかります。

次に、過払い金請求を行った後に、貸金業者との交渉があります。問題なく、和解すれば過払い金が入金されます。和解をしてから入金されるまで2ヶ月~3ヶ月程度かかります。ですので、問題なく和解となった場合、過払い金請求から入金までの期間は、はやくて3ヶ月、遅いと6ヶ月以上の期間がかかります。

しかし、交渉による和解ができず裁判に移行した場合には、6ヶ月~12ヶ月の期間がかかります。ただし、訴訟後に和解することになった場合は、1ヶ月で終わることもあります。

自分で過払い金請求した場合

過払い金請求の手続きは自分で行うこともできますが、自分で過払い金請求すると戻ってくるお金が少なくなる可能性が高いです。また自分で過払い金請求を行った場合、取引履歴の開示から貸金業者との話し合いによる交渉まで、はやくても6ヶ月はかかると思っていいでしょう。

自分で過払い金請求を行うと、専門家に依頼するより時間もかかるので、弁護士や司法書士に依頼することをおすすめいたします。

弁護士に過払い金請求を依頼した場合

弁護士に過払い金請求を依頼した場合、はやいと3ヶ月程度で解決することができます。また、弁護士に過払い金請求を依頼した方が、自分で過払い金請求を行うより過払い金請求から入金までの期間が3ヶ月程度はやく、さらにより多くのお金が取り戻せる可能性が高いです。

なぜなら、過払い金請求を含む債務整理を専門に扱う弁護士は、ノウハウや過払い金請求を行った実績があります。ですので、過払い金請求の期間を短くしたい場合、弁護士に相談、依頼することをおすすめいたします。

過払い金の入金までの期間が長くなってしまう理由

過払い金請求から入金までにかかる期間が、場合によって変わることもあります。なぜ、過払い金請求から入金までにかかる期間が変わるのか、次の3つの理由があります。

  • 過払い金請求の裁判をすると時間がかかる
  • 過払い金請求を依頼した事務所によっては遅くなる
  • 貸金業者の経営状況次第では遅くなる

上記3つの理由をそれぞれ詳しくご説明いたします。

過払い金請求の裁判をすると時間がかかる

過払い金請求は、必ずしも裁判をするとは限りません。

まず、過払い金請求をしたら、貸金業者と話し合いによる交渉を行います。その話し合いで、お互いに納得できる条件であれば、和解となり、過払い金返還という流れになります。

しかし、どちらか、もしくは両者が納得できない条件の場合、和解が成立せず裁判になります。裁判には、6ヶ月~12ヶ月の期間がかかりますので、裁判をすると解決までに時間がかかります。

和解により過払い金請求を行った場合

貸金業者と話し合いによる交渉で和解ができた場合、話し合いをするだけなので、裁判を行うより手間がかかりません。

しかし、発生した過払い金を全額取り戻すことは、難しいでしょう。貸金業者によって過払い金の返還率は異なりますが、例えば、100万円の過払い金があったとしても、交渉による和解だと80万円程度しか取り戻すことができないこともあります。100万円の過払い金があって、80万円取り戻すことができたなら、これでも多く取り戻せたといえます。

判決により過払い金請求を行った場合

過払い金請求で裁判をすることになった場合、裁判にあたり、書面を用意するので、準備に時間がかかります。また裁判の期日は、裁判所の都合で決まります。月に1回程度しか期日がないので、裁判から判決までに時間がかかります。

ただし、裁判を行うと過払い金は全額取り戻すことができます。また、過払い金に利息(金利5%)がついて戻ってきます。

時間をかけても、過払い金を全額取り戻したい場合、裁判をするのもいいでしょう。

過払い金請求を依頼した事務所によっては遅くなる

弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼した場合、依頼した弁護士や司法書士の事務所によっては、時間がかかることもあります。

なぜなら、すべての弁護士や司法書士が過払い金請求が得意分野とはいえないからです。弁護士や司法書士は、得意分野で業務を行うのが一般的です。

また、司法書士の中でも認定司法書士しか過払い金請求を行うことができません。しかも、司法書士は140万円までの案件しか受けることしかできないのです。

ですので、過払い金請求を含む債務整理に強い弁護士に依頼することが、過払い金請求の解決の近道といえます。

きわみ事務所では、毎月4,000件の相談を受け付けており、過払い金請求を含む債務整理に強い弁護士事務所です。少しでも借金のお悩みがありましたら、問い合わせください。

貸金業者の経営状況次第では遅くなる

過払い金請求の広がりと、2010年に貸金業法が改正されたことによって、過払い金請求は貸金業者によっては大きな負担になっています。

貸金業者によって異なりますが、貸金業者ごとに返金できる予算があるので、過払い金請求しても、貸金業者の予算の都合や経理手続き上の都合で、お金が取り戻せるまでに時間がかかることもあります。

一方、過払い金請求をしてから1ヶ月程度で返金してもらえる貸金業者もあります。

判決から入金までの期間は?

裁判を行い、判決から入金までの期間は、貸金業者によって異なります。目安としては、判決から2ヶ月~6ヶ月程度はみておくといいでしょう。

例外ですが、貸金業者によっては、裁判で判決が出ているのに返金せず、強制執行が行われるまで返金してもらえない貸金業者もあります。このような場合、判決からさらに2ヶ月~3ヶ月程度かかるでしょう。

また、貸金業者の経営状況次第では、入金までに時間がかかることもあります。経営が危ない貸金業者は、過払い金の返金額が低く、返金を先延ばしにして入金までの期間が延びることがあります。

判決の前に和解できれば早い

過払い金請求後、裁判を行う場合、解決までに3ヶ月以上の期間がかかります。しかし、提訴後に貸金業者から和解の提案がくることもあります。

このような場合、金額に納得できるのであれば、すぐに和解できるので、裁判を行わずに1ヶ月程度で解決する場合もあります。

はやくお金を取り戻したいなら交渉で和解しよう

時間をかけずにはやくお金を取り戻したい場合は、話し合いの交渉で和解するのがいいでしょう。和解する場合、過払い金の全額を取り戻すことは難しいですが、交渉なら過払い金請求から入金まで3ヶ月程度で解決することができます。

対して、より多くのお金を取り戻したい場合には、裁判するのがいいでしょう。裁判を行う場合、はやくても6ヶ月程度の期間がかかりますが、過払い金の全額と利息が取り戻せることができます。

時間をかけずにお金を取り戻すか、時間がかかってもより多くのお金を取り戻すかは、自身の状況によって判断するのがいいでしょう。

過払い金請求を自分で行うと期間が延びる理由

過自分で過払い金請求すると戻ってくるお金が少なくなり、時間がかかります。

なぜ、自分で過払い金請求を行うと期間が延びるのか、その理由を解説いたします。

必要な書類集めにかかる期間

まず、過払い金請求を行うにあたり、貸金業者に取引履歴の開示を請求します。貸金業者によっては、個人からの取引履歴の開示請求をなかなか応じてくれないこともあります。

また、取引履歴の開示を請求する際に、絶対に「過払い金を調べたいので取引履歴がほしい」とはいわないことです。「過払い金を調べたい」といってしまうと、裁判を行った際に貸金業者から「過払い金があることをわかった上で返済していた」という主張をされることで、裁判に不利になるかもしれません。

併せてチェック!

過払い金の計算にかかる期間

取引履歴をそろうことができたら、次に過払い金の引き直し計算を行います。過払い金の引き直し計算は、計算方法が複雑で計算を間違えてしまうと、過払い金請求額が少なくなります。

また、古い取引履歴は貸金業者が破棄したなどの理由で、取引履歴が途中からしかない場合があります。このような場合、推定計算をする必要があり、専門的になってくるので、過払い金請求は弁護士や司法書士などに依頼することをおすすめいたします。

交渉にかかる期間

過払い金請求を行った後、貸金業者と話し合いによる交渉をします。貸金業者は交渉のプロが対応することになるでしょう。自分で交渉する場合、貸金業者が中心のペースにならないように注意が必要になります。

また、ゼロ和解だけは絶対しないようにしましょう。ゼロ和解とは、残りの借金をゼロにするという内容で和解することです。ゼロ和解を貸金業者から提案する場合には、過払い金請求額以上の過払い金がある可能性が高いです。

裁判にかかる期間

自分で裁判をする方法は、ご存知でしょうか。裁判所の窓口でも聞くことができますが、慣れていないと大変でしょう。また裁判は、月に1回程度で、6ヶ月程度の期間がかかります。

弁護士や司法書士に依頼すれば、裁判などすべて対応してくれます。

過払い金請求の期間をよりはやくするには

過払い金請求の期間をよりはやくする方法は、次の3つです。

過払い金請求に強い弁護士に依頼する

弁護士にも得意分野があります。その中でも、過払い金請求に強い弁護士に依頼することが、過払い金請求の期間をはやくするための一番の近道といえます。過払い金請求に不慣れな弁護士、司法書士に依頼すれば、時間もかかり、取り戻せるお金が少なくなる可能性もあります。

裁判せずに交渉で和解する

裁判には、12ヶ月も時間がかかることもあり、解決までに時間がかかります。

はやくお金を取り戻したい場合は、話し合いによる交渉で和解することをおすすめいたします。

少額訴訟を行う

例外ですが、少額訴訟をすると1日で判決がでます。

ただし、少額訴訟は条件があります。少額訴訟は、過払い金請求額が60万円までしか利用することができません。また、貸金業者から異議申立てをされると通常裁判に移行するので、場合によっては、時間がかかることもあります。

少額訴訟は方法の一つとして、考えることもいいですが、過払い金請求の期間をよりはやくするには、弁護士に依頼するのがいいでしょう。

きわみ事務所は、累計7億円以上の過払い金請求の実績があります。相談無料で受け付けておりますので、少しでもお困りごとがありましたら、きわみ事務所までご相談ください。

弁護士法人きわみ事務所
代表弁護士 増山晋哉
登録番号:43737

昭和59年大阪府豊中市生まれ。平成21年神戸大学法科大学院卒業後、大阪市内の法律事務所で交通事故、個別労働紛争事件、債務整理事件、慰謝料請求事件などの経験を積み、平成29年2月独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

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