過払い金を無料診断!条件をみながら自己チェック
自分には過払い金があるのか知りたいとき、テレビCMなどでよく聞く「過払い金無料診断」を使う人も多いかもしれません。
過払い金の正確な金額を出すことは難しいですが、自分でいくつかの条件をチェックすれば、過払い金請求の対象かどうか確認することができます。
ここでは、自分で過払い金を診断するには何をチェックすればいいのか、過払い金請求を行うにあたり良い事務所を見分けるポイントをご説明いたします。
過払い金の対象になる条件をみて自己チェック!
次の条件に当てはまるか確認して、自分に過払い金があるか、過払い金請求の対象となる人か確認してみましょう。
2010年以前に1度でも借金をしたことがある
過払い金は、2010年の貸金業法が法改正以降は過払い金は発生しません。
しかし、2010年以前に借入をしたことがあれば、過払い金が発生している可能性があります。借りた時期があいまいでも無料でお調べすることができますので、お気軽にお問い合わせください。
20%以上の金利で借金をしたことがある
利息制限法の上限金利である20%を超える金利で借金をしていた場合、過払い金が発生している可能性があります。
2010年6月までは、それまでの出資法の上限金利であった29.2%に近い金利で取引をしていた貸金業者が多くありました。出資法の上限金利である29.2%と、利息制限法の上限金利の20%の間の金利は、違法ではあるものの罰則はないという意味で、「グレーゾーン金利」と呼ばれています。
そのグレーゾーン金利による取引を長く続けていればいるほど、過払い金が発生している可能性が高いです。
借金の完済から10年以内である
過払い金には時効があり、借金を完済してから10年経つと時効を迎えてしまいます。時効を迎えてしまった場合は、過払い金を取り戻すことが難しくなります。
もし、完済した日(最後の返済日)を覚えていない場合でも、無料でお調べいたしますのでお問い合わせください。
借りていた貸金業者は銀行ではなく消費者金融である
過払い金は、法定内を超えるグレーゾーン金利で取引をしていた場合に過払い金が発生します。
しかし、銀行カードローンは法定内金利での取引であるため、過払い金は発生しません。
クレジットカードのキャッシング枠を利用したことがある
2010年以前は消費者金融だけでなく、クレジットカード会社でもグレーゾーン金利で取引されていました。そのため、2010年以前にクレジットカードのキャッシング枠を利用していた場合は、過払い金が発生している可能性があります。
クレジットカードの一括払い、分割払い、リボルビング払いなど返済方法は関係なく、グレーゾーン金利でクレジットカードのキャッシング枠を利用していれば、過払い金が発生している可能性が高いです。
しかし、クレジットカードのショッピング枠は「借金」ではなく「立替金」とのため、ショッピング枠の利用分は過払い金の対象とはなりません。
カードや契約書は紛失したが借金の返済は終えている
お金を借りた当時のカードや契約書などの書類をなくしてしまっていても、過払い金請求をすることができます。また、お金を借りた貸金業者の名前を覚えていない場合でも、お調べすることができますのでご安心ください。
父親や母親が長期にわたり借金を返済していた
お金を借りた人が父親や母親などの場合でも、状況次第では代理で手続きを進めることもできます。既に亡くなった人の借金であっても相続した場合であれば、過払い金請求できることがあります。
まずは、弁護士や司法書士に相談することをおすすめいたします。
弁護士による過払い金の無料診断は自己判断より正確
過払い金があるかどうかは自己判断より、インターネットでできる過払い金の無料診断か弁護士などに相談してもらった方がより正確な判断を知ることができます。
過払い金の無料診断で確認する内容は、次の3点です。
- お金を借りた貸金業者の名前
- いつから借りているか・完済したか・完済はいつか
- いくら借りたか
過払い金診断で確認する上記の3点を聞いただけでは、「過払い金がいくらあるのか」まではわかりませんが、過払い金請求の対象かどうかは判断することができます。
自分にいくら過払い金が発生しているのか正確な金額が知りたい場合は、無料相談できる弁護士や司法書士に相談することをおすすめいたします。
過払い金の無料診断後の流れ
過払い金の無料診断で過払い金が発生しているとわかったら、過払い金がいくら発生しているか正確にお調べすることができます。
過払い金の無料診断後の流れは、次のように進みます。
1.過払い金の無料診断の結果をご報告
過払い金の無料診断後、過払い金が発生しているかをご報告いたします。過払い金が発生していれば、過払い金請求の依頼をすることができます。
また、過払い金の無料診断の結果、過払い金が発生していない場合は費用がかかることはありません。
2.過払い金がいくらあるか無料調査
過払い金が発生している可能性がある場合は、過払い金がいくら発生しているか正確な過払い金の金額をお調べいたします。
過払い金がいくら発生しているか過払い金の金額を算出後、過払い金をどのように取り戻すか、過払い金請求にかかる費用などをご説明いたします。
ご納得いただけた場合は、過払い金請求の手続きを進めます。
3.貸金業者と交渉・裁判を行う
過払い金の金額を算出後、貸金業者と話し合いによる交渉を行います。交渉で和解が成立すれば、過払い金の返還へ進みます。
貸金業者との話し合いによる交渉で和解できなかった場合は、裁判を行います。過払い金請求で裁判を行うと、過払い金を全額回収することが可能です。また、過払い金に利息をつけて取り戻すことができます。
弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼した場合は、貸金業者との交渉や裁判はすべて弁護士や司法書士が対応してくれます。そのため、過払い金請求の知識がなくても安心です。
4.過払い金返還
貸金業者から入金があったら、手続きは完了です。過払い金は、きわみ事務所で費用を清算してから返還されます。
貸金業者によって異なりますが、はやいと2ヶ月程度で入金されることもあります。
過払い金の無料診断で良い事務所を見分けるポイント
過払い金の無料診断は、過払い金請求へのスタートラインです。ここから自分のお金を取り戻すために二人三脚で寄り添ってくれる良い事務所を見極めなければいけないのです。
では、過払い金の無料診断で「よい事務所を見分けるポイント」をご紹介いたします。
相談者の情報をきちんとヒアリングするか
電話やWebなどの無料診断では、匿名でも受け付けるところが存在しています。
これは過払い金無料診断が「過払い金の有無」と「発生するならどのくらいの金額か」を伝えるのみで完結させるからです。その他にも、守秘義務もありますので、情報流出のリスクを避けるといった意味合いもあります。そのため、電話やWebの無料診断の段階では匿名での相談がよいでしょう。
個人情報のヒアリングは正式依頼時が一般的
個人情報のヒアリングは正式に依頼したときから始まります。個人再生中の人や破産宣告を受けているかによっても状況が変わりますので、細やかに聞かれます。
また、借金の返済状況なども聞き、借金を返済中であれば返済計画も一緒に立ててくれます。
手続きにかかる費用や期間と過払い金の金額を提示してくれるか
過払い金返還の時期は、貸金業者の経営状況、はやく過払い金を取り戻したいか、時間はかかってもより多くの過払い金を取り戻したいかで対応が変わってきます。
また、過払い金が発生しない返済中の借入があれば、それに対する対応方法も併せて検討していく必要があります。きっちりしている事務所であれば、返済中の借金のことや生活状況、収入状況なども確認した上で最適な解決方法を提案してくれます。
手続き方法だけでなく、手続きにかかる費用などについても明確にしてくれているか?なども重要なポイントです。
進捗状況を丁寧に説明してくれるか
過払い金請求は貸金業者との交渉が難航すると、裁判に発展することがあります。貸金業者との和解までの時間もかかることがあります。
事務所から連絡がないと、わずかな時間でも本人からすると重くて長い時間に思えることでしょう。そんなとき、月に1度程度や状況が動いたときになど進捗状況の説明をしてもらえると安心です。代理人として依頼しているのですから、説明はあってしかるべきでしょう。
事務所との信頼関係ができれば、もし個人再生や自己破産の手続きに移行する必要あったときでも、任せられると思えるはずです。
無料診断の時点で、きちんと説明をしてくれる法務事務所かどうかも見極めていくとよいでしょう。
きわみ事務所の強み
きわみ事務所では、過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げています。
相談者様の不安を解消するために、下記のことを心がけております。
- 見通しをハッキリお伝えする
- こまめなご報告
- 料金を明確にお伝えする
きわみ事務所では、何度でも相談無料で受け付けております。少しでもお困り事がありましたら、きわみ事務所までご相談ください。
過払い金の無料診断では正確な過払い金の金額はわからない
過払い金の無料診断では、電話でヒアリングした情報やWeb上で入力した情報をもとに、過払い金がいくら発生しているのか、あくまで概算の金額を算出しています。そのため、過払い金の正確な金額を出しているわけではありません。
過払い金の正確な額を出すためには、消費者金融やクレジットカード会社との「取引履歴」を取得し、いくら払いすぎたのかを過払い金の引き直し計算をすることによって、過払い金の正確な金額がわかります。
過払い金無料診断で具体的な金額を答えてきた弁護士事務所などには、注意する必要があるでしょう。
また、過払い金請求には時効があるため、過払い金の無料診断では時効の判断が難しいです。時効は、借金を完済してから10年です。
時効かどうか判断するには、いつから借金をしているのか、いつ完済したのかを確認する必要があります。そのためには、借金をしていた貸金業者から取引履歴を取得する必要があります。
過払い金の無料診断は、あくまで目安と考えるのが良いでしょう。
過払い金診断のよくある質問
過払い金診断に関するよくある質問をまとめましたので、過払い金に関する疑問がある方は参考にしてみてください。
- Q:家族に内緒で過払い金の相談・依頼することはできますか?
- A:家族に内緒で相談することは可能です。家族に内緒で過払い金請求を行いたい場合は、弁護士に依頼することをおすすめいたします。
- Q:銀行カードローンや銀行系クレジットカードは過払い金の対象ですか?
- A:銀行カードローンには過払い金は発生しませんが、銀行系クレジットカードには過払い金が発生する可能性があります。