過払い金

過払い金の無料診断とは?過払い金の有無は自分でチェックできる?

過払い金請求をしようと思ったときに、気になるのがいくら取り戻せるかというところです。実は、過払い金があるかどうか、おおよその金額も含めて無料で診断をしてくれる法律事務所がいくつかあります。

無料診断の精度は事務所によってさまざまです。しかし、最後は弁護士に相談しないと正確な見通しは立ちません。

この記事では、過払い金が自分にあるかどうかをチェックする方法も含めて、過払い金の無料診断について解説していきます。

目次

過払い金の無料診断は簡単にできる?

法律事務所の中には、過払い金の無料診断をしていることがあります。ネットからメールを送ったり、電話相談したりすることで判断するのです。時間が5分から10分程度と短いので気軽にできるでしょう。

過払い金の無料診断は自己判断よりは正確

過払い金請求を実際に担当するスタッフの人は、貸金業者に開示請求等の書類を作っています。また、実際に貸金業者の担当者と弁護士との応対をよく耳にしているでしょう。このような人に判断してもらえるのは心強いです。

短時間の過払い金の無料診断では、一般的な過払い金請求の判断しかできないでしょう。それでも、実務を担当している人の意見は貴重です。自分だけで判断するよりよほど正確ではないでしょうか。

過払い金の無料診断のデメリットとは?

過払い金の無料診断は、どれだけお金を取り戻せるかという目安を知れるメリットがあります。では、過払い金の無料診断にデメリットはあるのでしょうか?

過払い金の無料診断のデメリット1.正確な金額は分からない

実は、正確に過払い金を計算するには、取引履歴を取り寄せるなどの手続きを取らないと、計算はなかなか難しいのです。

  • いつ借りたか
  • どこから借りたか

以上が分かれば、過払い金があるかないかは判断できますが、具体的な金額は判断が難しいのです。もし、無料診断で「○○万円が戻る!」と明示している場合は、注意が必要でしょう。

過払い金の無料診断のデメリット2.時効の検討は難しい

過払い金請求が広まってからもう10年以上になります。そのため、過払い金の時効である10年という期限が問題になるのです。

時効の検討は簡単ではありません。時効は、過払い金請求にあたり、貸金業者と最大の争点となります。なぜなら、時効の考え方は一つではなく、両者ともに都合のいい主張ができるからです。

もちろん無料診断では、依頼者側に都合がいい時効の判断で検討するでしょう。しかし、その判断が正しいという保証はありません。

併せてチェック!

過払い金の無料診断のデメリット3.相手の業者によっても難易度が違う

また、過払い金請求は貸金業者によって対応が著しく違います。徹底抗戦する貸金業者も、早めに解決したがる業者もいます。この差は普通の人にはわかりません。事例を多くこなしている弁護士などの専門家であればわかるかもしれませんが、判断は難しいです。

もちろん倒産している貸金業者に過払い金請求はできません。そのような情報を持っているかどうかも大切でしょう。

【スグできる!】過払い金の無料診断の方法とは?

過払い金の無料診断をしてくれる事務所があることがお分かりいただけたと思います。しかし、法律事務所に突然相談するのもなかなか勇気がいりますよね。

そこで、自分だけでも過払い金があるかどうかをチェックする方法をご紹介します。以下に紹介する3点だけで、過払い金が発生する可能性がわかります。

過払い金の無料診断のポイント1.完済後10年経っていますか?

過払い金の時効は10年です。完済後10年が経過していたら、時効が成立しているでしょう。なお、カードローンの場合は契約が残っていると、時効のスタートが遅れることもあります。もっとも、1年以上残高ゼロの状態が続いていたら、時効が始まっていると判断されます。

フリーローンのように、借りた時と完済時期が明確であれば時効の有無は明確です。完済後10年以上経過していれば過払い金の回収はできません。

過払い金の無料診断のポイント2.契約は平成22年6月以前ですか?

過払い金の問題が発生し、最高裁でいくつか判決が出たのは平成18年です。この時、貸金業法も改正されグレーゾーン金利が撤廃されました。しかし、急に変えると問題が多いことから経過措置が設けられています。しかし、その経過措置も平成22年6月で終わりました。そして、これ以後に新規契約をした人は、グレーゾーン金利の適用はありません。

もっとも、貸金業者によっては過払い金が発生する場合があるようです。これは単に貸金業者の商品設計のミスで、意識的ではないでしょう。とはいえ、契約時期も過払い金が存在するかどうかを判断する重要な基準です。

過払い金の無料診断のポイント3.借りていた貸金業者は消費者金融ですか?

一概には言い切れないようですが、過払い金は銀行では発生していないようです。そのため、昔からお金を借りていた人でも銀行ローンは関係ありません。つまり、消費者金融からの借入でなければ過払い金が発生しないと言えます。

過払い金の無料診断はすべき?

では、過払い金の無料診断はすべきなのでしょうか?無料診断をする法律事務所にもよりますが、参考意見程度を期待するならいいでしょう。もちろん、無料診断の回答を鵜呑みにするのは危険です。複数の無料相談を受けてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

もっとも、電話などで過払い金の請求を受けると、後が面倒かもしれません。心配であればメールで相談するのも一法です。また、短時間の無料相談でも、過払い金請求に対する質問はできるかもしれません。自己判断だけで決断するよりは正確と言えるでしょう。

過払い金の無料診断はメールの方がお勧め

過払い金の無料相談はメールでやっていることがあります。メールであれば、後でしつこく勧誘される心配はないでしょう。匿名で診断を受けることができる場合もあるので、探してみるといいかもしれません。

過払い金の無料診断は、メールより電話診断の方が確実だと思われる人もいるでしょう。しかし、実際には質問事項は決まっているので電話もメールも変わりません。それなら、気軽に質問できるメールの方がお勧めです。

過払い金の無料診断を複数受ければ目安になる

過払い金の無料相談は、いくつもの法律事務所が提供しています。経験が深いスタッフが対応していると表記していることもあるようです。

一つだけの無料診断で安心せず、いくつかの無料診断を受けてはいかがでしょうか。複数の無料相談の意見が一致したら、その意見は見当外れではないでしょう。

過払い金の無料診断をした後は弁護士に相談を

過払い金の無料相談を受けても必ずその回答が正しいとは限りません。そのため、短時間の無料相談をいくつか受けて目安を付けるのも悪くありません。しかし、最終結論を求められないなら、最初から弁護士に相談した方が効率的です。

もっとも、最初から弁護士に依頼することを躊躇している人もいらっしゃるでしょう。弁護士に法律問題を依頼したことがなければ、法律事務所は敷居が高いかもしれません。

そのような人が、過払い金請求を検討する意味があるか否かを調べたいこともあります。その場合に、いくつかの法律事務所で過払い金の無料相談を受けてはいかがでしょうか。

弁護士法人きわみ事務所
代表弁護士 増山晋哉
登録番号:43737

昭和59年大阪府豊中市生まれ。平成21年神戸大学法科大学院卒業後、大阪市内の法律事務所で交通事故、個別労働紛争事件、債務整理事件、慰謝料請求事件などの経験を積み、平成29年2月独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

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